ここがポイント!人気のまち印西の分譲住宅選び
印西市で分譲住宅を検討している方へ、その正しい選び方について解説していきたいと思います。
ご存知のとおり、印西市は「住みやすい街ランキング」の1位(※)に輝いている土地柄です。それゆえに、各住宅会社もこぞって分譲地・分譲住宅の開発に力を入れていて、それが相乗効果となって、街の魅力もどんどん上がっていますね。そうした土地柄だけあって、街並みのよさや立地、あるいは物件の外観といったことを、つい重視して選んでしまいがちです。もちろん、そうした要素も大事ですが、もっと重要な要素があります。
そもそも住宅は、一生のうちで一番高額な買い物です。また、購入後は長年に渡って、毎日の生活をしていく場所でもあります。そうしたものを、見た目のおしゃれさ“だけ”で選んでしまうと、後で「イメージと違った…」「失敗した…」ということにもなりかねません。大切なのは、その分譲地・分譲住宅をどういった住宅会社が施工・販売していて、さらに特徴・コストパフォーマンス・アフターサポート・メンテナンスといった要素を総合的に判断する、というやり方です。では、より具体的にご紹介していきましょう。
東洋経済新報社が毎年発表している「住みやすさランキング」で、7年連続1位(2012~2018年)
快適に暮らせる街並みの形成
まずは、印西市に分譲住宅を購入するメリットを見ていきましょう。
平成22年に旧印西市、旧印旛村、旧本埜村の市町村合併によって誕生した印西市は、千葉県のニュータウンとして形成された街並みが魅力です。
- 印西市住生活基本計画 印西市はじめに (P.2)(PDF)
平成24年から10年間を予定した「印西市住生活基本計画」によって、自然豊かな地域性を活かした、快適で美しい街並みづくりが進められています。 - 印西市住生活基本計画 印西市1.1.3. 計画期間(P.7)(PDF)
平成30年代には千葉ニュータウンの全域が完成する予定で、周辺環境の良さから子育て世代にも人気です。 - 印西市住生活基本計画 印西市1.3. 人口・世帯数・年齢構成(P.11)(PDF)
安全安心を基本とした街づくり
印西市の住生活基本計画には5つの基本目標が設定されています。「安全安心な都市基盤」「美しい街づくり」「住宅市場整備」「自立できる住宅の質、地域のコミュニティ」です。
こうした次世代へと目を向けた計画が大きな要因となり、印西市は人気を集めています。安全と安心は住まい選びの判断材料として重要なポイントです。
印西市では、耐震性や耐火性の向上、防犯への配慮が行き届いた街並み、災害対策、公共交通機関やインフラの整備をキーワードに計画を実行しています。災害時に備えた「印西市震前判定計画」もその1つ。
大きな地震で被災した建物の調査をして、倒壊する危険はないか、外壁や窓ガラスが落ちてこないかなど、命に関わるような二次災害を防ぐために、応急危険度の判定をスムーズに行う計画です。
ほかにも、災害が起きて住まいが被害を受けたときには、応急修理などの住宅相談ができるように整備する計画や、大雨で広い範囲が被災したときに二次災害を防ぐ計画などがあります。
一生の住まいとして選ぶ分譲住宅の購入は、先々のことを考えておくことも必要です。印西市は利便性だけでなく、安全性やいざというときの応急対策が整っているので人気を集めています。
資産価値としての分譲住宅地
不動産の資産価値を決めるのは、利用価値が高い分譲住宅地かどうかです。資産価値が高くなる5つのポイントを見ていきましょう。
1つ目は交通の利便性。駅近でターミナル駅までのアクセスが良いことが資産価値を高めます。
2つ目は生活の利便性。大型スーパーマーケットが近くにある、学校など子育てしやすい環境など、日常の生活に便利な施設があると分譲住宅地の価値が上がります。
3つ目は居住の快適性。暮らしに快適な設備が整っていて、安心して過ごせると資産価値が評価されます。
4つ目は安全性。災害時に不安がある地盤や、水害の心配がある低地のような分譲住宅地は資産価値が下がります。
5つ目は地域の独自性。美しい眺望など地域の特性によって、その土地に住むことで得られるメリットがあると分譲住宅地の価値が高まるのです。
印西市では、資産価値のある住宅を維持することが、街のおとろえを防いで若い世代が入ってくるために重要だと考えられています。
大規模分譲住宅地の特徴
100戸をこえるような家が並ぶ大規模分譲住宅地は、広い土地に区画を整備して新しい街並みを作り出すのが特徴です。一般的には区画や戸数が20以上の分譲地が大規模といわれています。
大規模分譲地は1区画ごとにゆとりがあることが多く、日当たりや風通しに配慮されていて、プライバシーを保てるのが魅力です。子育て世代も近隣に迷惑にならないか心配しすぎずにのびのびと暮らせるのがメリット。
世帯数が多い大規模分譲住宅地には、大型のスーパーマーケットが出店されることもあり、より利便性が高い街へと発展していきます。また、街区内に防災の拠点となる公園を設けたり、防犯カメラを設置したりできるのも大規模分譲地のメリットです。
小規模分譲住宅地の特徴
ミニ分譲地と呼ばれることもある小規模分譲住宅地は、1から10くらいの戸建が並ぶ分譲地のことをいいます。すでにできあがっている市街地で販売され、区画がコンパクトにまとまっているのが特徴です。
小規模のため、最寄駅や幹線道路に比較的近い好立地に建てられることが多く、利便性の高さが人気を集めています。
開発規模は小さいですが、すでに街づくりができている土地なので、コミュニティーを作りやすいのがメリットです。下見をすることで生活をイメージしやすいのも小規模分譲住宅地ならでは。住みたい街や魅力のある街かを基準に判断できます。
子育てに適した特徴があるか
周辺環境の良さはもちろん大事ですが、住宅に関してはつい見落としがちです。たとえば幼いお子さんがいる場合、なによりもチェックすべきは、シックハウス症候群など健康を害してしまう有害物質を使用していないか、
長期のアフターサポートがあるか
実は、分譲住宅は注文住宅などと比べると、アフターサポートがおざなりにされがちという傾向があります。「釣った魚にはエサをやらない」というやり方ですね。もちろん、すべての業者に当てはまるわけではなく、無料定期点検や追加の保証システム、長期保証、さらには生涯メンテナンスを用意している業者もちゃんとあります。そうした点も、あらかじめチェックしておくべきです。
断熱、省エネ性能はどうか
高い断熱性や省エネ性能を持つ住宅は、そのぶん価格も高額になりがち。しかし、長い目で見れば、そうした性能は光熱費や冷暖房費の削減につながり、トータルのコストパフォーマンスという面でプラスに転じます。つい目先の金額を気にしてしまいがちですが、こうした点はぜひ踏まえておいてください。
その他にも、近年ますます需要の高まる耐震性能やこれまでの実績、フリープランに対応できるか、コスト削減にどのような企業努力を行なっているかといったポイントも挙げられます。繰り返しになりますが、分譲住宅選びの際は、見た目や雰囲気だけでなく、ご紹介した要素を総合的に判断して選ぶことが賢明です。
住宅購入にかかる費用を把握しよう
分譲住宅を購入する際にかかる費用は、住宅の販売価格のほか、不動産会社にかかる手数料や税金、引っ越しにかかる費用等もプラスされます。
「分譲住宅購入に必要な諸費用とは」のページでは、分譲住宅購入に必要な住宅ローン関連を含めた諸費用を、時系列ごとにくわしく解説しています。住宅を購入する前にかかる費用をあらかじめ学んでおきましょう。
分譲住宅の相場
分譲住宅の購入にどのくらいの費用が必要になるのか把握できたら、次に分譲住宅地の相場を見ていきましょう。分譲住宅地の相場金額を知ることで、検討中の分譲住宅を希望するエリア内で購入するには、どれくらいの費用がかかるのかがわかります。
また、候補となるエリアの選択肢が広がる可能性があるほか、正しく相場金額を把握することで予算の見直しにつながることがあり、分譲住宅を購入する際の土地の選び方としても重要なポイントになるでしょう。
(「ルナ印西牧の原 クルム ザ・グランデ」は2020年8月当時、「千葉ニュータウン三丁目3番地」「ヒルズTHEヒルズ印西牧の原エイテスタウン」は2019年8月当時)