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外断熱
こちらでは、新しい断熱方法として注目されている外断熱工法のメリット・デメリット、印西での採用事例などの情報を一挙ご紹介していきたいと思います。
そもそも、外断熱工法とは?
外断熱とは、モルタルなどの外壁仕上げ材のすぐ裏に断熱材を配置するという方式のこと。建物全体を断熱材で包むことができ、断熱性や防湿性が内断熱方式よりも優れ、結露も発生しにくいというメリットがあります。
もうひとつ優れているのが、遮音性。外からの騒音が入りづらくなり、室内の音も漏れにくくなります。楽器や音楽を楽しみたい方や、遊び盛りなお子さんがいるといった家庭には、まさにうってつけでしょう。加えて気密性もより高まるため、花粉やPM2.5などの侵入も大幅に抑制されます。ただし、そのぶんコストは少し割高。対応できる施工業者がまだ少ないというデメリットもあります。
内断熱とどう違う?
これまでの住宅において主流となってきた内断熱は、柱や間柱の隙間に建物の内側からグラスウールや発泡ウレタンなどの断熱材を設置・装填するというやり方です。柱や梁などの構造軸組の部位は断熱できないのが難点で、湿気が溜まって結露を生じ、カビやダニなどの発生を助長してしまうことも。外断熱よりも良い点を挙げるとすれば、コストが安いことくらいでしょうか。
外断熱と内断熱のメリット&デメリット比較
外断熱と内断熱の違いを、表にまとめてみました。
外断熱
メリット |
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デメリット |
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内断熱
メリット |
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デメリット |
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種類 | メリット | デメリット |
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外断熱 |
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内断熱 |
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外断熱にもいろいろな工法があるので注意
ひと口に外断熱と言っても、さまざまな工法があります。外断熱の断熱材を大きくわけるとプラスチック系・無機繊維系・天然素材系の3種類あり、なかでも高い断熱性と湿気防止に優れているのはプラスチック系です。これらの断熱材を、家屋のどの部位に設置するかにより、断熱性や気密性の数値は変わってきます。
特に高い効果が期待できるのは、プラスチック系断熱材を屋根・壁面・基礎部分まですべて覆ってしまう方法です。一方、業者によっては、壁面のみプラスチック系を使って床と天井は無機繊維系というケースもあれば、逆に屋根と天井がプラスチック系、壁面は他の種類の断熱材を使うという場合もあります。これらはすべて外断熱と称されますので、その住宅がどの方式なのかをしっかりチェックすることが快適な暮らしを実現するうえで重要な要素です。
印西市で外断熱工法を採用している分譲住宅は?
このサイトで取り上げている分譲住宅の中で、外断熱工法を主に採用しているのは、創建が手がける「ルナ印西牧の原クルムザパーク」「ルナ印西牧の原クルムザクロス」になります。
こちらは「kurumu」という名称の外断熱が大きな特色で、屋根・壁面・基礎部分まで、すべてプラスチック系断熱材ですっぽり覆う方式です。一般的に熱が蓄積しやすい夏の屋根裏部屋やロフトなどでも快適に過ごせ、また収納などでもカビが発生しにくいと言われる優れものです。他の外断熱との熱の流れの違いは、下記の画像がわかりやすいかと思います。
引用元:創建公式HP(https://www.k-skn.com/housing/kurumu/durability.html)
「kurumu」の外断熱でこんなに変わる!数字で見るお得な効果
「kurumu」の外断熱によってもたらされるメリットを、データでご紹介します。
- 年間の冷暖房費が57%削減
- 吹き抜けのあるリビングと他の部屋の温度差がわずか2℃に
- 騒音を約30dBカット
- 花粉などの10μm以上の微粒子も80%以上除去
- 年間のCO2排出量が-27%
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